SSブログ

「不要不急とは?」って…

不要不急の外出は控えていただきたい、との自治体や政府からのお願いに対して、

「不要不急って、どういうことを言うの?」

…なんてアホなことを、子供ならまだしも、

いい歳した大人が恥ずかしくもなく、よく言えたものだ…。

自分にとっての不要不急が何なのか、考えれば分かることだろう。

あなたは持病があって病院に通ってるんですね、では病院には行っていいですよ。

等々、いちいち教えてもらわないと分からないのか。

そういうアホとは直接の関わりはないが、なんだか無性に恥ずかしく、申し訳ない気分になってくる。

そんな次元の低い疑問への対応に、この状況で時間やエネルギーを奪われる行政が気の毒だからだ。

そして、一部(と思いたい)国民・都民の危機意識の低さにも唖然とさせられる。

今や、ニューヨーク、ロサンゼルス、パリなどの名だたる大都市が、

自粛要請どころか、外出を「禁止」する事態となり、街は閑散としている。

世界がこれほど異様な状況にあるのを見れば、

急ぎでない外出を控えていただきたい、とわざわざお願いされるまでもなく

自ら控えよう、と心がけるのが当たり前ではないか。

ところが、行政からこれほど強い危機感の表明と、苦渋の要請があってもなお、

自分は絶対大丈夫、絶対感染しない、と根拠のない自信をもってうろつきまわり、

無自覚にウイルスをもらったり、広げたりして、

自らの命だけでなく、家族や友人、同僚など、周りの人の命まで危険にさらしている人達がいる。

こういう超弩級のどアホは、それこそ実際にロックダウンという事態にならないと、事の重大さに気付かないのだろう。

そして気付いた時にはもう遅いのである。

共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。